ZaebectsのAfterEffect用価格自由プラグイン「Slit scan」をご紹介します。
スリットスキャン効果(スリット状に分けたエリアに時間をずらした動画を表示)を加えるプラグインです。
このプラグインは価格自由なので、無料で入手することもできます。
Slit scan とは?
Zaebectsが提供する、スリットスキャン効果プラグインです。
動画にこのプラグインを適用することで、クネクネ動くような不思議な効果を加えることができます。
仕組みは、スリット状に縦、または、横に分割したエリアごとに、表示する動画の時刻をずらして表示することで、このような効果を作り出しています。
スリットの幅を変更することもできます。
金額:価格自由(=無料でも入手可)
商用利用:?
対応バージョン:CCのみ(私の環境ではCS6でも動作、環境によってはCC2021では動作しないとの情報あり)
ダウンロード/インストール方法
・価格自由のため、無料で入手することも可能ですが、無料入手を推奨しているわけではありません。各自の判断にお任せします。
① aescriptsのSlit scanのページにアクセスし、”Name Your Own Price” 箇所に金額を入力(ここで0を入力すれば無料になります)
② “ADD TO CART” をクリック
③ カートアイコンをクリック
④ ”PROCEED TO CHECKOUT”をクリック
⑤ ログイン、またはアカウントを作成し、購入手続きを実施。(指定した金額になっていることを確認したうえで進めてください)
⑥ 購入が完了したら、”My Downloads & Licenses” をクリック
⑦ Slit scan横にある”Download”をクリック後、”Slit scan”をクリックしてダウンロード
⑧ ダウンロードしたzipファイルを解凍し、AfterEffectsのプラグインフォルダに移動すれば完了
Plug-ins フォルダーは、初期設定では次の場所にあります。
(Windows)Program Files¥Adobe¥Adobe After Effects ¥Support Files
(Mac OS)Applications/Adobe After Effects
https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/using/plug-ins.html
プラグイン動作
プラグインの動作を以下の動画にまとめました。
まとめ
最初に考えた人の発想力がすごいなぁと感心してしまいました。
PCスペックなどの制約なのかもしれませんが、スリットの幅が一定以上細くできないのが少し惜しいところです。
スリット幅を気にしない表現の場合は実用性はあると思いますので、色々遊んでみると面白い効果が得られるのではないかと思います。
「Slit scan」以外のプラグインも紹介していますので、YouTube COLOR CODE – AE のチャンネル登録もお待ちしております!